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トルコとエーゲ海を120%楽しむ旅のポイント 

ギリシャ・サモス島(ピタゴリオ編part1)

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日本人がほとんど訪れることがないエーゲ海に浮かぶサモス島。海の美しさはエーゲ海の中でも屈指。ちょうどいい規模の田舎町で、大型ホテルやリゾート施設はなく、のんびり夏のビーチリゾートが楽しめます。 

 

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■サモス島の位置&ちょっとしたウンチク

サモス島はエーゲ海の東端、トルコ沿岸すぐ近くに位置し、トルコと同島を隔てる海峡の幅は最も近いところで1Kmほど。アテネからは東へ約250km。同島には飛行場がありアテネから直行の飛行機があります。 

 

 

ギリシャ神話の主神ゼウスの正妻である女神ヘーラー(日本では長音を省略した「ヘラ」が一般的)の生まれた島とされ、彼女を祭った神殿遺跡は「サモス島のピタゴリオとヘーラー神殿」として世界遺産に登録されています。ピタゴラスの定理で有名なピタゴラスさんの生まれた島でもあります。

サモス島のお土産物さんにはギリシャ神話ものの置物やTシャツなどが豊富にあり、その中にはピタゴラスTシャツなんかがありました。

 

 ■サモス島の気候

地中海性気候に属し、全体的に温和で過ごしやすい気候です。夏(6~9月)は晴天が続き、日中の気温が30℃を超えて日差しはきつい。

実際、僕が行った7月中旬はひたすら晴天(雲が全くない)と眩しいくらいに照りつく日差しでした。ただ、湿度は低くて日本のような蒸し暑さは全くありません。日陰に入ると風が涼しく感じます。

冬(12~3月)は、1年の間で一番雨の多い季節らしいですが、この時期に行っていないので感想はありません。

 

せっかく行くなら夏の時期に行くべきですが、休みのタイミングもあるので、できれば冬の時期を避けて4月から11月の時期に行くのがよいと思います。ギリシャの島々ではどこもそうですが、冬のオフシーズンはホテルやレストラン、土産物屋が閉まってしまうところが多いです。せっかく行ったのに十分に楽しめない。。。ということにもなりかせません。

 

■サモス島の歴史遺産など

サモス島の南側にある「ピタゴリオとヘーラー神殿」は紀元前6世紀に栄えた都市国家サモスの往時の姿を伝える遺跡群として1992年に世界文化遺産に登録されています。ギリシャ神話の女神ヘーラーの誕生地としてサモス島のヘーラー信仰の歴史を今に伝えている。らしいですが、ぶっちゃけアテネの遺跡群やトルコ・エフェソスの遺跡群の方が格段にいいです。保存状態の良さが違いすぎて、へーラー神殿跡はちょっと残念な感じ。

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う〜ん 微妙

エフェソスを見た後だから余計に何もない感じがする。。。すごく。

 

ちなみにエフェソスはこれ(建物が残っている!)

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でも、せっかくだから世界遺産を見たい!という方(僕はこのタイプ)は行ってみる価値はあると思います。行ったという勲章のようなものが(心の中に)芽生えます笑

 

行く手段としては徒歩、自転車、バイク、車、タクシー。

ピタゴリオから8Kmほどなので徒歩ではちょっとしんどいですね。お金に余裕があるならタクシー、国際免許証があるならレンタルバイクかレンタカー、何もなれればレンタサイクルになります。

 

僕は、ピタゴリオのレンタカー屋さんで自転車を借り(1日10€)、遮るものが全くない灼熱の海岸線をひたすら漕ぎました。最初はバイクを借りようとしたんですが、国際免許証がないとダメということで、しかたなく自転車に。このときは国際免許証がほしいなーとつくづく思いました。自転車では片道30分程度です。

 

 ちなみに、入場料は6€ 

(う~ん その価値があるかどうか微妙です。)

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こんな中をひたすら自転車を漕ぎます。暑い。

でも! 古代ギリシャ人と同じ空気を吸っていると思うと少し興奮します。

 

遺跡は飛行場の近くなので、飛行機を利用される方で時間が許すなら歩いていくことは可能だと思います。

 

サモス島のレストランなど歩き方はPart2で