トルコからエーゲ海・サモス島へ
トルコからエーゲ海に浮かぶギリシャ・サモス島への行く方法をなるべく具体的に説明したいと思います。本当に簡単に行けちゃいます。
トルコ旅行を計画するなら、トルコのオリエンタル的雰囲気と、ギリシャのヨーロピアンな雰囲気を両方味わえるのので、是非「サモス島」をスケジュールに盛り込んでください。
絶対後悔しないはず。
サモス島の概要は過去記事で
1.サモス島へ行く3つの方法
大きく分けて下の3パターンです。
①アテネやエーゲ海の島から船で
②アテネかテッサロニキ空港から飛行機で
③トルコ・クシャダスから船で←おすすめ
では、簡単に解説していきますね。
①アテネやギリシャ内の島から船で
アテネやエーゲ海の島々からサモス島行きのフェリーがたくさんでています。日本からネット予約できるフェリー会社もあるので、事前に予約も可能だと思います。
あとはクルーズ船で周遊するツアーもたくさんあるので、アテネでツアー会社に申し込むか、日本の旅行会社が企画するエーゲ海クルーズツアーに参加する方法です。
日本の旅行会社のツアーでは主にクレタ島、ロードス島、サントリーニ島、ミコノス島が入っていてサモス島は入っていないことが多いです。が、これらの島を訪れるなら、あえてサモス島に行く必要はないかもしれません。
アテネからトルコ・クシャダスに入港して、エフェソスの遺跡を見学すりオプション付きのクルーズツアーも人気のようです。
②アテネかテッサロニキ空港から飛行機で
サモス島には飛行場があるので、飛行機(おそらくプロペラ機)で行けます。アテネもしくはテッサロニキの空港から飛んでいるようで、ネット価格では片道2万円前後。
日本~アテネまでの往復航空券+4万円でサモス島へ行けます。
ちなみに、私が調べた限りギリシャ以外の空港からの直行便はないようです。
イスタンブールから行く場合、アテネかテッサロニキ空港経由しか検索にでてきません。ひょっとしたら他のギリシャ国内空港からの便があるかもしれませんが、あまりニーズがないと思うので調査終了。
アテネやエーゲ海の島々を楽しみたいという場合は上のどちらかになります。
③トルコ・クシャダスから船で←注目!
僕が使った方法でおすすめのルートです。
イスタンブールから船が出ている港町クシャダスまで、バスか飛行機(イズミルまで飛んでそこからバス移動)で移動する必要がありますが、ギリシャよりイスタンブール、エフェソス、パムッカレなどの観光地に魅力を感じるならこのルートがおすすめ。
トルコの中東、オリエンタルな雰囲気とギリシャのヨーロッパ的雰囲気を両方楽しめます。
(イスタンブールからクシャダスまでの行き方は追ってアップします。)
左にあるのがサモス島(ギリシャ)で、トルコとの距離は最も短いところで1Kmほど
トルコエーゲ海側の港町クシャダスから船が出ています。
Meander Travelという現地のツアー会社が運行し、渡航手続きなどもこのツアー会社が引き受けています。オフィスは船が港にあります。
クシャダスは小さな町で、旅行者が泊まるホテルやゲストハウスはほぼ港に近い中心部に集まっており、中心部から徒歩で10分以内で港に着けるはずです。
クシャダス市内のホテルには、このツアー会社のリーフレットが置いてあり、ホテルに頼むと手配してくれると思います。
料金は日帰りで30ユーロ 、1泊2日以上で40ユーロ
(往復の船代、港使用料込でこれ以外のお金は一切かかりません。)
クシャダス観光の中心地から港までの距離
港前のタクシー乗り場(たまたま汚れているところですが町は結構キレイです)
僕はイスタンブール発の夜行バスで早朝にクシャダスに着いたのですが、そのまま予約してあった宿に行って荷物を置き、エフェソス観光へ向かいました。
クシャダス到着の翌日にサモス島へ行く計画だったので、宿に着いた際に上述のサモス島ツアーの申し込みました。※ツアーといっても船の往復チケットと必要な手続きを手配をしてくれるだけ
パスポートを渡して、エフェソスを観光して帰ってきたら、手続きが終わっていて予約券をくれました。本来ならパスポートと一緒に代金も渡すべきだったと思うのですが、立て替えてくれていました。
ほんとにいいゲストハウスです。
僕の泊まったのは、トルコ人の旦那さんと日本人の奥さんが経営する「エフェジアンゲストハウス」。とても気さくなトルコ人と快活な関西人の組み合わせで、とても居心地がよくアットホームな宿です。
宿の紹介は追ってしたいと思います。
2.クシャダスからサモス島へ出港
おそらく曜日によって出発する時間やサモス島の入港先が変わってくると思うので、あくまで僕の体験談です。
朝9時クシャダス発。サモス島ピタゴリオ港着。
所要時間は1時間半程。
トルコからギリシャへ国境を渡るので、クシャダス港で出国手続きがあります。出港の1時間前にはツアーオフィスに行くよう言われました。
僕が港にあるツアーオフィスに着いたのは7時40分くらい。シュノーケルなどのビーチグッズをもった欧米人が列を作って並んでいました。よく見ると、どうも予約してないっぽい。当日参加の人が多いみたい。
日本にいるとき、オンシーズンだし予約できなかったらどうしようとハラハラしてたのがばかばかしくなりました。
オフィスでパスポートと予約券を見せボーディングチケットをもらって入国審査へ移動です。
ゲストハウスの朝ご飯前に出てしまったので、日本人奥さんがサンドイッチ弁当を作って待たせてくれました。船の上で食べてねって言われてたんですが、お腹が減ったので乗る前に食べることに。
食べるところを探しているとありました、
スターバックス
オープンは8時からですが、海際のオーブンデッキが使い放題。そこでエーゲ海を見ながらおいしくいただきました。
8時になりスタバがオープンしたのでアメリカーノのグランデ(10トルコリラ:250円前後)を購入。コーヒーを飲みながら、出国手続きに向かいます。
手荷物検査とパスポートコントロールを通過すると免税店があるではないですか。
たばこも吸わないしお酒にもあまり興味がないので、あんまり買う物がない。そのまま通過して、今回お世話になるサモス行きの船とご対面。
港にあったDutyFreeShop
この間ずっとスタバのコーヒーを持ったまま。ダメと言われるまで持っていようと思ったら船まで行けちゃいました。グランデが大容量すぎてすぐに飲みきれなかったのです。
船からターミナルを見るとこんな感じ。
9時発のはずが、出足の遅いヨーロッパ客が大量に乗り遅れたようで、彼らを待ち9時半過ぎに出航。
いざ、ギリシャへ。
船内はヨーロッパからの観光客でいっぱいでした。
船に揺られること1時間半。11時頃にサモス島ピタゴリオ港に到着しました。
これ以降は、サモス到着編で書きたいと思います。
観光客でいっぱいのデッキ