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トルコとエーゲ海を120%楽しむ旅のポイント 

海外でも必要不可欠 「Wi-Fi環境」はどう確保する?

どうも、のりです。

今回は、日常生活に必要不可欠となった通信環境を海外でどう確保するかのお話です。海外旅行中も、ネット検索、メール、LineやSNSを使いたいですよね。この場合、Wi-Fi環境が必要ですので、確保する方法を見てみましょう。

 

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僕のスマホはiphone7s、キャリアはauです。

今回のトルコ旅行に当然スマホを持って行きました。

写真は100%、iphoneでの撮影です。

今回の旅で感じたのは、カメラで写真を撮っている旅行者はあまりいなくて大部分がスマホということ。自撮り棒を使っているヨーロピアンも結構いました。

自撮り棒って中国、韓国独特の風習じゃなかったんだと。 

で、カメラ利用率は中国人や韓国人が高い感じ。ヨーロピアンでは写真ガチな感じの人が、ごっつい望遠レンズで撮ってたりする程度。

ほとんどの人はスマホ。荷物も楽だしそれでいいよね。

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あっ カメラじゃなくWi-Fiの話だった。

 

 

1.ポケットルータは必要か

結論でいうと、僕はポケットルーターを持って行きませんでした。

(ただし後で説明する通信キャリアの世界データ定額に何度かお世話になりました)

 

この問題については、どれくらい「常時」接続したいかによって対応が変わります。

 

レベル1:ホテルにいる間に使えればいい程度

レストランを探したり、口コミを確認したり、メールとかたまに確認したい場合、ほぼ間違いなくホテルやゲストハウスにWi-Fiが飛んでいるのでそれを使えばよいです。

通信環境を用意する必要はありません。

 

レベル2:日中もできれば使いたいけど、使えなくても問題ない程度

メールやLine、facebookなどをちょくちょく確認できればいいなという場合、朝晩はホテルのWi-Fiを使い、大概のレストランやカフェではWi-Fiが飛んでいるので日中はそれを使います。

当然、カフェとかのWi-Fiにはパスがワードかかっていますが、パスワードが掲示されてなければスタッフに聞けば教えてくれます。

「Wi-Fi OK」と書いてなくても聞けば使えることが多かったです。

たまに「WI-Fiはないわ~ごめんね (;^^)ヘ..」という場合もありますが。

 

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僕の小学生レベルの英語「Can I use Wi-Fi?」で近づき、スマホのWi-Fi設定画面を見せる。と、大概はOk!OK!といって、自分とこのSSIDにパスワードを入力してくれる。

トルコ人は基本的に親切で世話焼きなので、にこにこやってくれます。

 

僕はこのレベル2です。でもGoogleMapを使いたい!というときがあったので、auの世界データ定額を使いました。それは後ほど。

 

番外編①:トルコの夜行バスでWi-Fiは使えるか

トルコの国内移動で活躍する夜行バスにも、大手バス会社の最新車種にはWi-Fi環境があるらしいですが、僕が乗った3台にはいずれもWi-Fiはなかったです。

使える車種に当たるかどうかは運次第。もしくは予約するときにWi-Fi使える車種を指定すればいいのでしょうが、この場合もそのバスの運行と自分の旅程が合う場合に限られるので、やっぱり運次第。

 

番外編②:スマホの設定をトルコ人スタッフにやってもらう

「えっ?スマホを相手に渡していいの?取られない?」と思った人、イスタンブールをはじめとして観光客向けに商売やっているトルコ人が、観光客の持ち物を奪い取るわけないから安心してください。テーブルやいすに物を置いてあって離席したすきに誰かに取られていることありますが、それはどの国に行っても同じ。それは自己管理の世界です。

でも、頼みもしないのに近づいてきて俺がやってやるよ~的な人には要注意です。そんな身元のわからない人に荷物を預けてはいけません。

 

日本に置き換えてみましょう。町の中で急に知らん人に声かけられるって、ナンパかキャッチセールスか怖いにーちゃんに絡まれたときくらいですよね?

表参道のカフェのスタッフが「手荷物お預かりします」というのは安心ですが、表参道の路上で近づいてきた人に「荷物を持ってやろう」と言われたらちょっとためらいますよね。ってか、僕なら荷物を渡しません。

 

あ、Wi-Fiの話でした。

 

レベル3:日本にいるときと同じレベルで常時使いたい

取った写真はすぐアップしたいし、Lineもfacebookもリアルタイムで確認したい、目的地までGoogleMapに案内してもらいたいという場合。

 

この場合は、ポケットルータ等のWi-Fi環境か現地のSIMカードをセットする必要があります。

 

SIMカード

SIMフリーの端末に現地で購入したSIMカードをセットすれば、日本にいるときと同じ通信環境が手に入りますが、現地の言葉が不自由だと契約内容や設定方法がわからず、なかなかハードルが高いです。※相手が必ず英語ができるとわけではなく、自分が英語ができるのであれば、英語のできるスタッフを見つける必要があります。

なので、どうしても現地で電話がしたいとかいう場合以外は、素人は手を出さないほうがよいかもしれません。

 

ポケットルーター 

日本国内で設定済みのルーターを準備していけば、確実に繋がるので安心です。受け取りも返却も成田、関空などの大きな空港なら24時間できます。

 

しかし、結構高いんですよね。

では、最近よく広告を見かける「イモトのWi-Fi」で計算してみましょう。

トルコは3Gプランしかなく、基本料金が1580円。

そこに、機器の保険が324円、空港受取手数料の540円を入れると下のとおり。

 

7日間行くとして 

(1580円+324円)×7+540円=13,868円(税込み)

 

高っ!

 

常時インターネットを利用できる利便性と引き替えなので、この価値があるという人はいいと思います。あとは数人のグループで行く場合は人数割なのでお得ですね。

3人で行けば1/3の4600円程度ですから、許容範囲かもしれません。

 

なによりGoogleMapは神か!っていうくらい便利

予約したホテルにも、行きたいカフェにも、インスタ映えで有名なフォトスポットにも迷わずに行けます。道に迷わず効率的に動くにはGooleMapが必須かもしれません。

 

では、1人や2人で行く場合で常時使いたいな~というとき、お得な方法はあるのか?

そこで、ドコモやauなどのキャリアが用意している「世界データ定額」プランの出番です。

 

 

2.携帯キャリアの世界定額プランは結構使える

au世界データ定額

僕のiphone7sはauです。

auの「世界データ定額」というプランは結構使えます。

てか、重宝しました。

Wi-Fi環境は必須ではないけど、いざという時使える環境はほしいですよね。また、Wi-Fiを使うかどうかわからない(行ってみないとわからない)という人にも超おすすめです。

 

簡単に説明すると、

・事前の申し込み不要(!) 

 ※専用アプリの事前ダウンロードが必要

・24時間あたり980円

・対象150カ国以上の国・地域

・加入しているデータ定額サービス(ピタットプランなど)のデータ容量の範囲で

 

自分のスマホでデータ通信が可能になります。

 

フラットプラン20に加入している場合、980円を追加で払うと、20GBの上限まで、海外でデータ通信をすることができます。980円で24時間ですが、これは利用開始から24時間という意味で、朝8時に利用を開始すれば翌日の朝8時まで利用することができます。

しかも、au STARの会員であれば月1回無料です。

 

『一人でトルコに7日間行く場合』

 イモトのWi-Fiなら   13,869円

 au世界データ定額なら  5,880円(1回分は無料として計算)

 

※往復の移動中(機内)は使わないとすれば2回分も不要になり、計4回分の3920円で済みます。しかも借りたり、返したりする手間も不要

 

2人までならau世界データ定額が安く、それ以上のグループならポケットルータが安くなる計算です。往復の移動中は使わないなら3人グループでもauが安くなります。

 

料金もそうですが、余計なものを持たなくてもいいのが、このプランをすすめる理由です。ポケットWi-Fiにすれば、ルーター、充電器やケーブルが最低限必要になり、これを常時持ち歩く必要があります。スマホとルーターの2台分を管理する必要があり非常に手間。壊したり失くしたりするリスクもあるので、管理する機器は少ない方がいいというのが、個人的な感想です。

 

加入しているプランのデータ容量が5ギガなど少ない人や旅行に行く時点でデータ容量残が少ないと予想される人は、旅行に行く月の前月にプランを変更しておくとよいでしょう。※プラン変更は翌月から反映されます。

旅行に行く月だけ容量を増やして、戻ってきたら元に戻せばいいです。

 

では、どんな場面で使ったか。

僕の体験から利用場面をイメージしてください。

 

僕は上述のWi-Fi必要レベルでいうとレベル2です。

その僕が8日間の旅行期間中2回、au世界データ定額のアプリを立ち上げました。

 

1回目

イスタンブールでクシャダス行きのバスチケットを予約しようと、宿の人がおすすめするツアー会社に行ったとき、その会社の場所がわかず、再度宿の人に確認しようとメールを使いたかった。

 

このとき、アプリを起動しても「設定が違う」とエラーがでてすぐに使えなくて、海外から無料でかけられるヘルプデスクに電話しました。

電話の相手は日本人で、丁寧に設定を教えてくれ、簡単に接続できました。

 

で、一旦使うと24時間Wi-Fiを使えますので、GoogleMapを使ったり、口コミがいいレストランを探したり、お留守番中の妻にラインしたりと有効活用しました。

 

2回目

サモス島で「ピタゴリオとヘーラーの神殿」に向けてレンタサイクルで移動中、道がわからなくなり、神GoogleMapにすがるべくアプリを立ち上げ。

ギリシャでも使えるのか?と不安でしたが、問題なし。

24時間以内にトルコに戻りましたが、トルコでもそのまま使えました。

どうやら国境をまたいでも問題ないようです。

 

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こんな感じで困ったときに「作動!」

それから24時間はせっかくなので使っちゃおう的な利用方法です。

 

ちなみに、(意図的に)あまりブログ上には出てきませんが、この旅行には娘も同行していました。

娘のスマホもiphoneなんですが、彼女は世界データ定額のアプリは入れていません。なぜか??それは、僕のスマホをテザリングで使用するから

 

僕が世界データ定額を使用中、娘は僕のiphoneを踏み台にネットを使っていました。

これなら娘の使用料はただです。娘がどうしても使いたいときも、僕が世界データ定額を利用すれば2人使えるわけですから。

誰かがテザリングが使えるのなら、それを開放すれば他の人も使えるようになるので超便利&お得です。

 

ほぼ同様のプランはドコモにもあります。(※事前申し込み)

ソフトバンクにもありますが、価格が高い上、内容もあまりよくないです。

このあたりの比較は追々していきたいと思います。

 

3.結論

常時使いたい場合

・3人以上のグループで行くならポケットルーターを日本で契約して持っていく。

・2人以下ならキャリアの世界通信プランをセットアップしておく。

 

現地の環境を使うので十分な場合

・Wi-Fiが使えるカフェとかを探しながら、いざというときはキャリアの海外利用プランを活用する。

 

お使いのスマホや契約しているキャリアによって条件が変わってきますので、この記事を参考に、自身の環境にベストな方法を選択してください。