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トルコとエーゲ海を120%楽しむ旅のポイント 

英語ができなくても一人で海外旅行は大丈夫

 

英語に自信がないから一人で海外旅行なんて無理って思っていませんか?

 

はっきり言って、(観光の範囲であれば)自分から積極的に意思を伝えようという気持ちさえあれば、英語ができなくても致命的に困ることはありません。

※当然ちょっとは困ることはあります。

 

僕は全くと言っていいほど英語が話せません。

英検もTOEICも受けたこともないので、実力もわかりません。

自分的に、読み書きとリスニングは、高校まで公教育を受けた一般的な日本人レベルだと思っていますが、大学を卒業して20年あまりのうちに退化がひどい状態です。

 

短い注意書きや商品説明程度なら書かれてあることはなんとなく読めます。わかる単語を繋ぎ合わせて「なんとく、こんな意味だろうなぁ」レベルで理解します。

リスニングは「知っている単語」が聞き取れたらOK、それをオウム返しして、より簡単な説明をするよう表情で求めます。

 

こんな英語力なのに一人で海外旅行へ行って大丈夫なのか?

そもそも、楽しめるの?

 

大丈夫です。全く問題はありません。めっちゃ楽しいです。

これまで10数カ国を巡って、トラブルは一切ありません。

 

航空券は日本で手配しますが、基本、ホテルや現地の移動、食事、現地ツアーなどはすべて現地に着いてから自分で探しています。

毎回、日本で計画したとおりに、見たい観光スポット、食べたいもの、買いたいものを堪能して帰ってきます。

 

そりゃ、ある程度英語ができれば、コミュニケーションが取れるので、旅はぐっと楽しいものになります。困った時や頼み事をする時は便利だし、博物館の説明も理解できるし、現地ツアーガイドの説明も理解できたり、より旅が充実します。

現地で知り合いができて、新しいネットワークが広がる可能性もあります。

 

そういう意味で、英語が話せればいいなぁと、旅行中は切実に思いますが、帰ってくるたびにその思いは一瞬で消え去り、今に至っているわけです。

けれど、英語ができないことで、旅行ができないくらい困るのか、トラブルに巻き込まれるリスクが高くなるのかというと、全くそうではないんですね。

 

ただし、英語ができない場合、これだけは実践してください。

 出川イングリッシュ

 

ご存知「イッテQ」の人気コーナーで、英語が全くできない出川が、アメリカで与えられたミッションを一人でこなすというコーナーのタイトル名です。

出川が駆使する英語をここでは「出川イングリッシュ」と呼ぶことにします。

 

彼の英語は、知っている単語を、文法を無視して無理矢理つなげて、ローマ字発音。しかも理解できないお前が悪いという勢いで伝えます。

で、言葉が通じないと悟ったらすぐにジェスチャーに切り替えます。

 

ポイントは、間違った英語を話すことへの抵抗をなくすこと、恥ずかしがらないこと。

「あっ通じてないな」と思ったら、違う表現でアタックし、言葉では無理だと思ったらアクションで伝える。

絶対に、意思疎通をあきらめないという強い意志で、コミュニケーションを取るのが、出川イングリッシュ。

 

日本人はよく「間違えるのを怖がりすぎる」と言われます。

 

おそらく、単一民族の国で、国民全員が正しい日本語を話すことが当たり前になっていて、尊敬語や謙譲語、丁寧語を適切に使いわけられることが、教養のある社会人みたいな雰囲気がありますよね。

なので、日本人には、言葉は間違ったらダメという刷り込みがあるんだと思います。たとえそれが外国語でも。

 

正しい文法で綺麗な発音であることに越したことはありませんが、旅先でそれができないからと行って、相手から馬鹿にされることはありませんし、相手にされないということはありません。

英語ができないやつだと認識されれば、小学生に語りかけるような簡単な英語で話してくれます。なので、恥ずかしがらず、しょっぱなから英語はダメということを伝えることです。

 

 

英語が苦手だけど、行ってみたい国があるという人。特に若い人。

ぜひ一歩踏み出してほしい。

日本を飛び出して、外の世界を見てほしいと思います。

 

いかに世界がグローバル化しているか。

日本人だけが暮らす日本という国が、いかに閉鎖的でグローバリズムから取り残されているか肌で感じてほしいと思います。

(その是非は各人の考え方だと思います)

 

日本から出ていかないう若者が多いような気がするおっさんの一人言かもしれません。言葉なんて後からついてくるもの。

まずは、外に出てみませんか。