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トルコとエーゲ海を120%楽しむ旅のポイント 

イスタンブールおすすめ ガラタ塔

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新市街のランドマーク「ガラタ塔」

イスタンブールに行くなら絶対に行く価値あり。塔は上まで登れて、イスタンブールの新旧市街地を360°見渡せるので眺望は抜群。

でも僕がおすすめるのは塔ではなくその周辺。

 

雰囲気がとてもよく、道端のカフェでゆっくりしているだけで楽しいです。別に塔に登らなくてもいいくらい。

僕が行ったときは観光客が長蛇の列になっていたので、登るのをあきらめ、真下のカフェで寛いで楽しみました。

 

ガラタ塔周辺にはお土産物やカフェが結構たくさんあります。観光客でざわざわしているという雰囲気ではないので、落ち着いた旅のひとときを味わえるはず。

僕がカフェにいたときギターを持ったおっさんが弾き語りして、雰囲気よかったです。

 

facebookで見つけたガラタ塔の動画(いつもこんなイベントはやっていません)

 

ブルーモスクのある旧市街のスルタンアフメット広場からはトラムで行くのが便利です。歩いていけなくもないですが、そこそこ遠い(1時間程度)

トラムをエミノニュ駅でおりると、金角湾の向こうにガラタ塔がそびえ立っているのが見えます。エミノニュにはエジプシャンバザールやサバサンド屋さんなど観光スポットがたくさんあるので、この駅で降りて観光してから、ガラタ橋を歩いて渡るのがいいと思います。ガラタ橋を歩けば右手にはボスポラス海峡が広がります。

 

目前の海は金角湾。遠目に見えるのがガラタ塔です。

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ガラタ橋を渡るとすぐに上り坂になります。細い小路を上がっていけば10分くらいでガラタ塔に着きます。

この小道が雰囲気があってとてもいいです。おしゃれなカフェやお土産物屋さんがちょこちょこあるので楽しいですよ。

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ガラタ塔から北へ抜けるとブランド店や飲食、ファッションなど最新の店が並ぶタクシィム広場に出ることができます。

タクシィム広場だけで1日遊ぶことができます。

 

ターキッシュエアラインが先月末から東京の主要な駅でやっている交通広告のポスターにもなっていますね。東京にお住まい、通勤の方は目にすることがあるかもしれません。

これがガラタ塔です。

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ギリシャで即買い 超おしゃれなポストカード 

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いや〜 一目惚れでした。

このセンスはさすがギリシャです 

 

これ誰かわかりますか? って名前書いてあるけど。

英語名はホーマー、ギリシャ名はホメロス

 

日本ではあまり馴染みがないですが、西洋文学の原点『イリアス』と『オデュッセイア』の作者といわれる、紀元前800年頃の盲目の詩人です。

あまりにも昔すぎて実在したか確かではないですが、上2つの物語の作者として古代ギリシャ時代から詩聖として尊敬されていた(伝説上の)人物です。

 

当然、顔なんてわかっていません。

けれど、彼の特徴である「盲目」という点をカッコよく取り入れ、スタイリッシュでイケてる作家風。

めちゃくちゃ格好いい!

 

絵の中で開いている本はおそらく「イリアス」で、その上の木彫りの馬の像は「トロイの木馬」ですね。ちなみに、盲目であったので、胸のワッペンは盲導犬。本も点字のように見えなくもないです。

 

イリアスは、日本でもよく知られる勇士アキレウス(アキレス)が活躍する物語。ゼウスやアテナなどのギリシャ神話の神々とその末裔である英雄達が敵味方に分かれ死闘を繰り広げる英雄叙事詩です。

 

この話が大好きで、イリアスをきっかけにギリシャ神話やギリシャ悲劇に関する本を読むのが好きになりましたし、ギリシャ神話ものの西洋絵画もたくさんあるので美術展に足を運ぶのが楽しくなりました。

 

サモス島ピタゴリオのちょっとおしゃれなお土産物さんで見つけ、手に取った瞬間に即買い。もう一枚買ったものがあるので、また披露したいと思います。

 

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このポストカードを部屋に飾りたくて、マッチするフレームを探しているところです。

 

 

海外でも必要不可欠 「Wi-Fi環境」はどう確保する?

どうも、のりです。

今回は、日常生活に必要不可欠となった通信環境を海外でどう確保するかのお話です。海外旅行中も、ネット検索、メール、LineやSNSを使いたいですよね。この場合、Wi-Fi環境が必要ですので、確保する方法を見てみましょう。

 

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僕のスマホはiphone7s、キャリアはauです。

今回のトルコ旅行に当然スマホを持って行きました。

写真は100%、iphoneでの撮影です。

今回の旅で感じたのは、カメラで写真を撮っている旅行者はあまりいなくて大部分がスマホということ。自撮り棒を使っているヨーロピアンも結構いました。

自撮り棒って中国、韓国独特の風習じゃなかったんだと。 

で、カメラ利用率は中国人や韓国人が高い感じ。ヨーロピアンでは写真ガチな感じの人が、ごっつい望遠レンズで撮ってたりする程度。

ほとんどの人はスマホ。荷物も楽だしそれでいいよね。

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あっ カメラじゃなくWi-Fiの話だった。

 

 

1.ポケットルータは必要か

結論でいうと、僕はポケットルーターを持って行きませんでした。

(ただし後で説明する通信キャリアの世界データ定額に何度かお世話になりました)

 

この問題については、どれくらい「常時」接続したいかによって対応が変わります。

 

レベル1:ホテルにいる間に使えればいい程度

レストランを探したり、口コミを確認したり、メールとかたまに確認したい場合、ほぼ間違いなくホテルやゲストハウスにWi-Fiが飛んでいるのでそれを使えばよいです。

通信環境を用意する必要はありません。

 

レベル2:日中もできれば使いたいけど、使えなくても問題ない程度

メールやLine、facebookなどをちょくちょく確認できればいいなという場合、朝晩はホテルのWi-Fiを使い、大概のレストランやカフェではWi-Fiが飛んでいるので日中はそれを使います。

当然、カフェとかのWi-Fiにはパスがワードかかっていますが、パスワードが掲示されてなければスタッフに聞けば教えてくれます。

「Wi-Fi OK」と書いてなくても聞けば使えることが多かったです。

たまに「WI-Fiはないわ~ごめんね (;^^)ヘ..」という場合もありますが。

 

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僕の小学生レベルの英語「Can I use Wi-Fi?」で近づき、スマホのWi-Fi設定画面を見せる。と、大概はOk!OK!といって、自分とこのSSIDにパスワードを入力してくれる。

トルコ人は基本的に親切で世話焼きなので、にこにこやってくれます。

 

僕はこのレベル2です。でもGoogleMapを使いたい!というときがあったので、auの世界データ定額を使いました。それは後ほど。

 

番外編①:トルコの夜行バスでWi-Fiは使えるか

トルコの国内移動で活躍する夜行バスにも、大手バス会社の最新車種にはWi-Fi環境があるらしいですが、僕が乗った3台にはいずれもWi-Fiはなかったです。

使える車種に当たるかどうかは運次第。もしくは予約するときにWi-Fi使える車種を指定すればいいのでしょうが、この場合もそのバスの運行と自分の旅程が合う場合に限られるので、やっぱり運次第。

 

番外編②:スマホの設定をトルコ人スタッフにやってもらう

「えっ?スマホを相手に渡していいの?取られない?」と思った人、イスタンブールをはじめとして観光客向けに商売やっているトルコ人が、観光客の持ち物を奪い取るわけないから安心してください。テーブルやいすに物を置いてあって離席したすきに誰かに取られていることありますが、それはどの国に行っても同じ。それは自己管理の世界です。

でも、頼みもしないのに近づいてきて俺がやってやるよ~的な人には要注意です。そんな身元のわからない人に荷物を預けてはいけません。

 

日本に置き換えてみましょう。町の中で急に知らん人に声かけられるって、ナンパかキャッチセールスか怖いにーちゃんに絡まれたときくらいですよね?

表参道のカフェのスタッフが「手荷物お預かりします」というのは安心ですが、表参道の路上で近づいてきた人に「荷物を持ってやろう」と言われたらちょっとためらいますよね。ってか、僕なら荷物を渡しません。

 

あ、Wi-Fiの話でした。

 

レベル3:日本にいるときと同じレベルで常時使いたい

取った写真はすぐアップしたいし、Lineもfacebookもリアルタイムで確認したい、目的地までGoogleMapに案内してもらいたいという場合。

 

この場合は、ポケットルータ等のWi-Fi環境か現地のSIMカードをセットする必要があります。

 

SIMカード

SIMフリーの端末に現地で購入したSIMカードをセットすれば、日本にいるときと同じ通信環境が手に入りますが、現地の言葉が不自由だと契約内容や設定方法がわからず、なかなかハードルが高いです。※相手が必ず英語ができるとわけではなく、自分が英語ができるのであれば、英語のできるスタッフを見つける必要があります。

なので、どうしても現地で電話がしたいとかいう場合以外は、素人は手を出さないほうがよいかもしれません。

 

ポケットルーター 

日本国内で設定済みのルーターを準備していけば、確実に繋がるので安心です。受け取りも返却も成田、関空などの大きな空港なら24時間できます。

 

しかし、結構高いんですよね。

では、最近よく広告を見かける「イモトのWi-Fi」で計算してみましょう。

トルコは3Gプランしかなく、基本料金が1580円。

そこに、機器の保険が324円、空港受取手数料の540円を入れると下のとおり。

 

7日間行くとして 

(1580円+324円)×7+540円=13,868円(税込み)

 

高っ!

 

常時インターネットを利用できる利便性と引き替えなので、この価値があるという人はいいと思います。あとは数人のグループで行く場合は人数割なのでお得ですね。

3人で行けば1/3の4600円程度ですから、許容範囲かもしれません。

 

なによりGoogleMapは神か!っていうくらい便利

予約したホテルにも、行きたいカフェにも、インスタ映えで有名なフォトスポットにも迷わずに行けます。道に迷わず効率的に動くにはGooleMapが必須かもしれません。

 

では、1人や2人で行く場合で常時使いたいな~というとき、お得な方法はあるのか?

そこで、ドコモやauなどのキャリアが用意している「世界データ定額」プランの出番です。

 

 

2.携帯キャリアの世界定額プランは結構使える

au世界データ定額

僕のiphone7sはauです。

auの「世界データ定額」というプランは結構使えます。

てか、重宝しました。

Wi-Fi環境は必須ではないけど、いざという時使える環境はほしいですよね。また、Wi-Fiを使うかどうかわからない(行ってみないとわからない)という人にも超おすすめです。

 

簡単に説明すると、

・事前の申し込み不要(!) 

 ※専用アプリの事前ダウンロードが必要

・24時間あたり980円

・対象150カ国以上の国・地域

・加入しているデータ定額サービス(ピタットプランなど)のデータ容量の範囲で

 

自分のスマホでデータ通信が可能になります。

 

フラットプラン20に加入している場合、980円を追加で払うと、20GBの上限まで、海外でデータ通信をすることができます。980円で24時間ですが、これは利用開始から24時間という意味で、朝8時に利用を開始すれば翌日の朝8時まで利用することができます。

しかも、au STARの会員であれば月1回無料です。

 

『一人でトルコに7日間行く場合』

 イモトのWi-Fiなら   13,869円

 au世界データ定額なら  5,880円(1回分は無料として計算)

 

※往復の移動中(機内)は使わないとすれば2回分も不要になり、計4回分の3920円で済みます。しかも借りたり、返したりする手間も不要

 

2人までならau世界データ定額が安く、それ以上のグループならポケットルータが安くなる計算です。往復の移動中は使わないなら3人グループでもauが安くなります。

 

料金もそうですが、余計なものを持たなくてもいいのが、このプランをすすめる理由です。ポケットWi-Fiにすれば、ルーター、充電器やケーブルが最低限必要になり、これを常時持ち歩く必要があります。スマホとルーターの2台分を管理する必要があり非常に手間。壊したり失くしたりするリスクもあるので、管理する機器は少ない方がいいというのが、個人的な感想です。

 

加入しているプランのデータ容量が5ギガなど少ない人や旅行に行く時点でデータ容量残が少ないと予想される人は、旅行に行く月の前月にプランを変更しておくとよいでしょう。※プラン変更は翌月から反映されます。

旅行に行く月だけ容量を増やして、戻ってきたら元に戻せばいいです。

 

では、どんな場面で使ったか。

僕の体験から利用場面をイメージしてください。

 

僕は上述のWi-Fi必要レベルでいうとレベル2です。

その僕が8日間の旅行期間中2回、au世界データ定額のアプリを立ち上げました。

 

1回目

イスタンブールでクシャダス行きのバスチケットを予約しようと、宿の人がおすすめするツアー会社に行ったとき、その会社の場所がわかず、再度宿の人に確認しようとメールを使いたかった。

 

このとき、アプリを起動しても「設定が違う」とエラーがでてすぐに使えなくて、海外から無料でかけられるヘルプデスクに電話しました。

電話の相手は日本人で、丁寧に設定を教えてくれ、簡単に接続できました。

 

で、一旦使うと24時間Wi-Fiを使えますので、GoogleMapを使ったり、口コミがいいレストランを探したり、お留守番中の妻にラインしたりと有効活用しました。

 

2回目

サモス島で「ピタゴリオとヘーラーの神殿」に向けてレンタサイクルで移動中、道がわからなくなり、神GoogleMapにすがるべくアプリを立ち上げ。

ギリシャでも使えるのか?と不安でしたが、問題なし。

24時間以内にトルコに戻りましたが、トルコでもそのまま使えました。

どうやら国境をまたいでも問題ないようです。

 

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こんな感じで困ったときに「作動!」

それから24時間はせっかくなので使っちゃおう的な利用方法です。

 

ちなみに、(意図的に)あまりブログ上には出てきませんが、この旅行には娘も同行していました。

娘のスマホもiphoneなんですが、彼女は世界データ定額のアプリは入れていません。なぜか??それは、僕のスマホをテザリングで使用するから

 

僕が世界データ定額を使用中、娘は僕のiphoneを踏み台にネットを使っていました。

これなら娘の使用料はただです。娘がどうしても使いたいときも、僕が世界データ定額を利用すれば2人使えるわけですから。

誰かがテザリングが使えるのなら、それを開放すれば他の人も使えるようになるので超便利&お得です。

 

ほぼ同様のプランはドコモにもあります。(※事前申し込み)

ソフトバンクにもありますが、価格が高い上、内容もあまりよくないです。

このあたりの比較は追々していきたいと思います。

 

3.結論

常時使いたい場合

・3人以上のグループで行くならポケットルーターを日本で契約して持っていく。

・2人以下ならキャリアの世界通信プランをセットアップしておく。

 

現地の環境を使うので十分な場合

・Wi-Fiが使えるカフェとかを探しながら、いざというときはキャリアの海外利用プランを活用する。

 

お使いのスマホや契約しているキャリアによって条件が変わってきますので、この記事を参考に、自身の環境にベストな方法を選択してください。

 

トルコからエーゲ海・サモス島へ

トルコからエーゲ海に浮かぶギリシャ・サモス島への行く方法をなるべく具体的に説明したいと思います。本当に簡単に行けちゃいます。

トルコ旅行を計画するなら、トルコのオリエンタル的雰囲気と、ギリシャのヨーロピアンな雰囲気を両方味わえるのので、是非「サモス島」をスケジュールに盛り込んでください。

絶対後悔しないはず。

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トルコからサモス島へ行く玄関口のクシャダス港

 サモス島の概要は過去記事で

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1.サモス島へ行く3つの方法

大きく分けて下の3パターンです。

 ①アテネやエーゲ海の島から船で

 ②アテネかテッサロニキ空港から飛行機で

 ③トルコ・クシャダスから船で←おすすめ

 

では、簡単に解説していきますね。

①アテネやギリシャ内の島から船で

アテネやエーゲ海の島々からサモス島行きのフェリーがたくさんでています。日本からネット予約できるフェリー会社もあるので、事前に予約も可能だと思います。

あとはクルーズ船で周遊するツアーもたくさんあるので、アテネでツアー会社に申し込むか、日本の旅行会社が企画するエーゲ海クルーズツアーに参加する方法です。

日本の旅行会社のツアーでは主にクレタ島、ロードス島、サントリーニ島、ミコノス島が入っていてサモス島は入っていないことが多いです。が、これらの島を訪れるなら、あえてサモス島に行く必要はないかもしれません。

アテネからトルコ・クシャダスに入港して、エフェソスの遺跡を見学すりオプション付きのクルーズツアーも人気のようです。

 

②アテネかテッサロニキ空港から飛行機で

サモス島には飛行場があるので、飛行機(おそらくプロペラ機)で行けます。アテネもしくはテッサロニキの空港から飛んでいるようで、ネット価格では片道2万円前後。

日本~アテネまでの往復航空券+4万円でサモス島へ行けます。

ちなみに、私が調べた限りギリシャ以外の空港からの直行便はないようです。

 

イスタンブールから行く場合、アテネかテッサロニキ空港経由しか検索にでてきません。ひょっとしたら他のギリシャ国内空港からの便があるかもしれませんが、あまりニーズがないと思うので調査終了。

 

アテネやエーゲ海の島々を楽しみたいという場合は上のどちらかになります。

 

③トルコ・クシャダスから船で←注目!

僕が使った方法でおすすめのルートです。

イスタンブールから船が出ている港町クシャダスまで、バスか飛行機(イズミルまで飛んでそこからバス移動)で移動する必要がありますが、ギリシャよりイスタンブール、エフェソス、パムッカレなどの観光地に魅力を感じるならこのルートがおすすめ。

トルコの中東、オリエンタルな雰囲気とギリシャのヨーロッパ的雰囲気を両方楽しめます。

(イスタンブールからクシャダスまでの行き方は追ってアップします。)

 

左にあるのがサモス島(ギリシャ)で、トルコとの距離は最も短いところで1Kmほど 

 

トルコエーゲ海側の港町クシャダスから船が出ています。

Meander Travelという現地のツアー会社が運行し、渡航手続きなどもこのツアー会社が引き受けています。オフィスは船が港にあります。

クシャダスは小さな町で、旅行者が泊まるホテルやゲストハウスはほぼ港に近い中心部に集まっており、中心部から徒歩で10分以内で港に着けるはずです。

クシャダス市内のホテルには、このツアー会社のリーフレットが置いてあり、ホテルに頼むと手配してくれると思います。

 

料金は日帰りで30ユーロ 、1泊2日以上で40ユーロ 

(往復の船代、港使用料込でこれ以外のお金は一切かかりません。)

 

クシャダス観光の中心地から港までの距離 

 

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港前のタクシー乗り場(たまたま汚れているところですが町は結構キレイです)

 

僕はイスタンブール発の夜行バスで早朝にクシャダスに着いたのですが、そのまま予約してあった宿に行って荷物を置き、エフェソス観光へ向かいました。

クシャダス到着の翌日にサモス島へ行く計画だったので、宿に着いた際に上述のサモス島ツアーの申し込みました。※ツアーといっても船の往復チケットと必要な手続きを手配をしてくれるだけ

 

パスポートを渡して、エフェソスを観光して帰ってきたら、手続きが終わっていて予約券をくれました。本来ならパスポートと一緒に代金も渡すべきだったと思うのですが、立て替えてくれていました。

ほんとにいいゲストハウスです。

 

僕の泊まったのは、トルコ人の旦那さんと日本人の奥さんが経営する「エフェジアンゲストハウス」。とても気さくなトルコ人と快活な関西人の組み合わせで、とても居心地がよくアットホームな宿です。

宿の紹介は追ってしたいと思います。

 

2.クシャダスからサモス島へ出港

おそらく曜日によって出発する時間やサモス島の入港先が変わってくると思うので、あくまで僕の体験談です。

朝9時クシャダス発。サモス島ピタゴリオ港着。

所要時間は1時間半程。

 

トルコからギリシャへ国境を渡るので、クシャダス港で出国手続きがあります。出港の1時間前にはツアーオフィスに行くよう言われました。

僕が港にあるツアーオフィスに着いたのは7時40分くらい。シュノーケルなどのビーチグッズをもった欧米人が列を作って並んでいました。よく見ると、どうも予約してないっぽい。当日参加の人が多いみたい。

日本にいるとき、オンシーズンだし予約できなかったらどうしようとハラハラしてたのがばかばかしくなりました。

オフィスでパスポートと予約券を見せボーディングチケットをもらって入国審査へ移動です。

 

ゲストハウスの朝ご飯前に出てしまったので、日本人奥さんがサンドイッチ弁当を作って待たせてくれました。船の上で食べてねって言われてたんですが、お腹が減ったので乗る前に食べることに。

食べるところを探しているとありました、

スターバックス

オープンは8時からですが、海際のオーブンデッキが使い放題。そこでエーゲ海を見ながらおいしくいただきました。

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8時になりスタバがオープンしたのでアメリカーノのグランデ(10トルコリラ:250円前後)を購入。コーヒーを飲みながら、出国手続きに向かいます。

 

手荷物検査とパスポートコントロールを通過すると免税店があるではないですか。

たばこも吸わないしお酒にもあまり興味がないので、あんまり買う物がない。そのまま通過して、今回お世話になるサモス行きの船とご対面。

 

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港にあったDutyFreeShop

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この間ずっとスタバのコーヒーを持ったまま。ダメと言われるまで持っていようと思ったら船まで行けちゃいました。グランデが大容量すぎてすぐに飲みきれなかったのです。

 

船からターミナルを見るとこんな感じ。

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9時発のはずが、出足の遅いヨーロッパ客が大量に乗り遅れたようで、彼らを待ち9時半過ぎに出航。

 

いざ、ギリシャへ。

船内はヨーロッパからの観光客でいっぱいでした。

 

 船に揺られること1時間半。11時頃にサモス島ピタゴリオ港に到着しました。

これ以降は、サモス到着編で書きたいと思います。

 

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観光客でいっぱいのデッキ

バックパックはロマンなのだ

バカボンのパパみたいなタイトルになりましたが、海外旅行はやっぱバックパックだよね、 という僕のこだわり的な内容です。

 

海外旅行に行くなら普通はスーツケースですよね。

好きな色のスーツケースに、空港や現地で手に入れたステッカーをぺたぺた貼ったりして、スマートに移動する。

たぶんこんなイメージ

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ちなみにバックパックっていうのは、こんな登山バックみたいなやつ

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ぶっちゃけ、移動はスーツケースが楽。荷物の整理も楽だし、たくさん収納できるし。

空港から出てリムジンバスやタクシーなんかで市内へ行き、ホテルにチェックインした後は、荷物は部屋の中。スーツケース持って観光しないですし。

 

公共交通機関がある程度整っている場所に行くなら、スーツケースで十分。インフラの整備が遅れている途上国でも、目的地がリゾートなら、スーツケースでも移動に困りません。

逆に、途上国では首都でも道が舗装されてなかったりするので、スーツケースはしんどいです。ツアーバスで移動するなら別ですが、個人旅行ならタクシーをホテル横付けする勢いが必要です。経験上、東南アジアやインドのゲストハウスでスーツケースの人はあんまりいません。

 

2018年7月に行ったトルコでは、ほとんどの観光客がスーツケースでした。ヨーロピアンもチャイニーズもコリアンも。たま~にバックパック背負った若い子を見かけるくらい。

イスタンブールだけじゃなく、クシャダスでも、パムッカレでも、カッパドキアでも、それは同じ。薄汚いバックパックで移動しているのはごく少数。

 

それでも、(声を高く)僕はバックパック

何日間もの荷物をお気に入りのバックに詰めて、肩に乗るずっしりとした感触を味わいながら移動する。

 

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あぁ、旅してるなぁ〜

 

と、何とも言えない興奮と満足感に浸れるんです。

完全に自己満足と趣向の世界ですが

 

ぶっちゃけ、スーツケースだと東京出張と変わらんのです。気分が。

イスタンブールに来ても、スーツケース引いてると東京を歩いている気分とそんなに変わらない。旅している興奮がない。

 

世界が狭くなった現在、東京行くぐらいの軽い気持ちでイスタンブールに来いよ!ということかもしれない。逆にこっちの方がおしゃれなのかもしれない。

 

でも、やっぱり違う。

 

バックパック背負って、日常とは違う異世界に足を踏み入れるわくわく感を味わいたい。いや!演出したい。

 

たとえバックの重さで肩や腰が痛くても。あんまり荷物が入らなくても。

たぶん、旅に対する僕のロマンなんだと思う。

だから、基本的にスーツケースで行ける先進国には行かないようにしている。もし

行くとしてもバックパックで。

 

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自己陶酔ぎみな文章にお付き合いいただきありがとうございました。 

トルコと猫

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イスタンブールの猫紹介Movie

 

イスタンブールの町中には至るところに猫がいる。

イスタンブールの異国情緒と猫がものすごくマッチしていて、猫の写真を撮るために訪れるヨーロッピアンも最近多いらいしい。

ブルーモスク前の広場(スルタンアフメット広場)にもたくさん猫がいて、座りこんでケバブ食っているとスリスリと寄ってきます。そんなトルコの猫についての情報をお届け。

 

 

猫との出会いを旅の目的にする

僕は「犬派・猫派」でいうと犬派なので、海外でも猫にはそんなに関心を持たず、スルーしていたので、ブログに載せる写真があまりありません。ちょっと後悔。

 

旅行の目的は無限。遺跡好き、歴史好き、ショッピング好き、食事好き、猫好きなど十人十色なので、トルコの猫も立派な旅行テーマだと思います。

猫と出会いうために世界を旅するというのも素敵ですよね。

 

なにより、イスタンブールの猫は人なつっこいというか愛嬌があります。おそらく人慣れしているんでしょうね。ビクビクしてないし、平気ですぐそばまで寄ってきます。当然ですが全ての猫がそうではないですよ。

  

数少ない僕のトルコ猫写真

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スルタンアフメット広場で寄ってきた猫 

 

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しましまのシャツは僕(ちょうどケバブをかじっているところ)

猫が遠慮なく寄ってきます。 

 

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ブルーモスク裏のホテル街のツアー会社前で休む猫 

 

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 エフェソスの遺跡で佇む猫(カメラを寄せても全く動じない)

 

イスタンブールで気軽にねこと出会えるポイント

 町のいたるところにいますが、観光客が多い安全なポイントでゆっくり観察できるポイントです。(動物ですので必ずそこにいるわけではないです。行ってみておらんやんけっ!となってもご容赦を)

 

 ・ブルーモスク前の広場(スルタンアフメット広場)

 ・ブルーモスク裏のホテル街

 ・トプカプ宮殿

 

特に僕が利用した、ブルーモスク裏のホテル街にあるゲストハウス「Tulip」周辺には、たくさんいました。(残念ながら写真はないです) 

 

Facebook I love ISTANBULより

犬もお忘れなく

猫がいれば、当然犬もいます。日本では野良犬をほとんど見かけなくなったので、町中に大型犬がうろうろしているのを見かけるとビクッとします。

やっぱりでかいと怖さを感じますね。

僕が行った7月は暑さのためにイスタンブールの犬は完全にダウン状態。

涼しい場所を見つけては寝そべっていました。

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スルタンアフメット広場前にあるスターバックスの前でダウンするワンコ

誰かが水をあげてあるところが、優しい世界(・∀・)

 

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アヤソフィアやトプカプ宮殿周辺で寝そべるワンコ

 

耳にタグを付けてある犬がたくさんいて、調べると「狂犬病の注射済」らしいです。捕獲して注射した後に、捕獲した場所周辺に放してあげるらしい。

 

なんとやさしい世界! 日本なら野良犬が捕獲されたら即保健所行きですよね。

犬が怖い人にとってみれば、「いやいや、捕まえたんなら放すなや」と言いたいところでしょうけど。

 

狂犬病について

世界で狂犬病洗浄国は日本、オーストラリア、イギリスなど先進諸国でも数は少ないのが現状です。アメリカやヨーロッパ諸国でも狂犬病の危険性があります。

 

当然、トルコも危険です。

 

狂犬病というと犬からうつる病気と思いがちですが、猫を含むほぼ全てのほ乳類動物が感染する病気で、感染した動物から人間にうつる可能性があります。

感染して発病すると、致死率100%。恐ろしい・・・

医学が進化した時代に100%死ぬって。感染して発病する確率は30~60%程度らしいです。

 

ちなみに、ほ乳類に噛まれると必ず感染するのではなく、狂犬病に感染した動物に噛まれれると感染します(唾液が爪についている場合引っかかれても感染します)

 

町の中に野生動物が多い東南アジア諸国やインドに長期で行く場合は、予防接種を受ける人が多いようです。短期旅行やツアーで行く場合は、狂犬病に感染した動物に噛まれる可能性は低いのであまり気にする必要はないかもしれません。

 

ただ、どの国に行っても、安易に動物に触らないこと!

猫が好きだからと行って、安易になでたり、口元を触ってはいけません。また、執拗に追いかけたり、びっくりさせたりと怒らせるようなことをすると、噛まれたり引っかかれる可能性が高くなります。

 

適度な距離間で、愛らしい姿をカメラにおさめましょう!

ギリシャ・サモス島(ピタゴリオ編part1)

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日本人がほとんど訪れることがないエーゲ海に浮かぶサモス島。海の美しさはエーゲ海の中でも屈指。ちょうどいい規模の田舎町で、大型ホテルやリゾート施設はなく、のんびり夏のビーチリゾートが楽しめます。 

 

www.tabi-hacker.com

 

■サモス島の位置&ちょっとしたウンチク

サモス島はエーゲ海の東端、トルコ沿岸すぐ近くに位置し、トルコと同島を隔てる海峡の幅は最も近いところで1Kmほど。アテネからは東へ約250km。同島には飛行場がありアテネから直行の飛行機があります。 

 

 

ギリシャ神話の主神ゼウスの正妻である女神ヘーラー(日本では長音を省略した「ヘラ」が一般的)の生まれた島とされ、彼女を祭った神殿遺跡は「サモス島のピタゴリオとヘーラー神殿」として世界遺産に登録されています。ピタゴラスの定理で有名なピタゴラスさんの生まれた島でもあります。

サモス島のお土産物さんにはギリシャ神話ものの置物やTシャツなどが豊富にあり、その中にはピタゴラスTシャツなんかがありました。

 

 ■サモス島の気候

地中海性気候に属し、全体的に温和で過ごしやすい気候です。夏(6~9月)は晴天が続き、日中の気温が30℃を超えて日差しはきつい。

実際、僕が行った7月中旬はひたすら晴天(雲が全くない)と眩しいくらいに照りつく日差しでした。ただ、湿度は低くて日本のような蒸し暑さは全くありません。日陰に入ると風が涼しく感じます。

冬(12~3月)は、1年の間で一番雨の多い季節らしいですが、この時期に行っていないので感想はありません。

 

せっかく行くなら夏の時期に行くべきですが、休みのタイミングもあるので、できれば冬の時期を避けて4月から11月の時期に行くのがよいと思います。ギリシャの島々ではどこもそうですが、冬のオフシーズンはホテルやレストラン、土産物屋が閉まってしまうところが多いです。せっかく行ったのに十分に楽しめない。。。ということにもなりかせません。

 

■サモス島の歴史遺産など

サモス島の南側にある「ピタゴリオとヘーラー神殿」は紀元前6世紀に栄えた都市国家サモスの往時の姿を伝える遺跡群として1992年に世界文化遺産に登録されています。ギリシャ神話の女神ヘーラーの誕生地としてサモス島のヘーラー信仰の歴史を今に伝えている。らしいですが、ぶっちゃけアテネの遺跡群やトルコ・エフェソスの遺跡群の方が格段にいいです。保存状態の良さが違いすぎて、へーラー神殿跡はちょっと残念な感じ。

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う〜ん 微妙

エフェソスを見た後だから余計に何もない感じがする。。。すごく。

 

ちなみにエフェソスはこれ(建物が残っている!)

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でも、せっかくだから世界遺産を見たい!という方(僕はこのタイプ)は行ってみる価値はあると思います。行ったという勲章のようなものが(心の中に)芽生えます笑

 

行く手段としては徒歩、自転車、バイク、車、タクシー。

ピタゴリオから8Kmほどなので徒歩ではちょっとしんどいですね。お金に余裕があるならタクシー、国際免許証があるならレンタルバイクかレンタカー、何もなれればレンタサイクルになります。

 

僕は、ピタゴリオのレンタカー屋さんで自転車を借り(1日10€)、遮るものが全くない灼熱の海岸線をひたすら漕ぎました。最初はバイクを借りようとしたんですが、国際免許証がないとダメということで、しかたなく自転車に。このときは国際免許証がほしいなーとつくづく思いました。自転車では片道30分程度です。

 

 ちなみに、入場料は6€ 

(う~ん その価値があるかどうか微妙です。)

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こんな中をひたすら自転車を漕ぎます。暑い。

でも! 古代ギリシャ人と同じ空気を吸っていると思うと少し興奮します。

 

遺跡は飛行場の近くなので、飛行機を利用される方で時間が許すなら歩いていくことは可能だと思います。

 

サモス島のレストランなど歩き方はPart2で